メッシもやってる!久保建英が体得したピアニストみたいな肩の動き方とは

幼い頃から天才少年として知られてきた久保建英と中井卓大。

2人を指導してきた中西哲生さんがPIVOTのYouTubeチャンネルで木崎伸也さんらと語り合った。

呼吸と姿勢を重要視する中西さんは、ピアニストの体の動き方からもインスパイアされたとか。それは「両目両肩を平行に保つ」というもの。

「久保選手のプレーを見ていただければ分かると思うんですが、ほとんど両目両肩が平行に動いていますから。

(真横に動くので、元の方向に)すぐに戻れる。(ピアノを弾く時と動きが)同じ。

ダメな動きは(体を動かす時に)肩が下がる。肩が下がると一回上げないともとに戻れない。

だけど、久保選手は肩が下がらないので。両肩と股関節が平行四辺形になっている、ほぼ。ずっと肩の高さと両目の高さが平行なんです。

だから、ピアニストの肩の動きをうまく応用しながら、左右に動いた方が円滑に動ける。

(ネイマールも)メッシもそうですけど、トップの選手はみんなそうやって動いてますね。

いちいち、肩が傾いてしまうと、肩を元に戻さないと逆に行けないじゃないですか。

素晴らしいディフェンダーも同じなんですよ。対応する時に無駄な動きがあると絶対に対応できないので」

久保が対峙した相手をゆさぶる時にもその動き方をしているとのこと。

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そのため、中西さんは、選手たちにペットボトルを頭に乗せつつ、肩を平行にして動くトレーニングもさせるとか。

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