公取委、グーグル審査へ 自社の検索サービス優遇か

公正取引委員会の看板

 米グーグルがスマートフォン端末の初期設定で自社の検索サービスを優遇させた疑いがあるとして、公正取引委員会が独禁法違反の疑いで審査する方針を固めたことが23日、関係者への取材で分かった。

 検索エンジンの世界市場シェアでグーグルは約9割を占めているとされ、既に欧米当局が規制強化に着手。公取委が審査を始めれば、日本でも自由競争を促す動きが加速する可能性がある。

© 一般社団法人共同通信社