ミランで初先発の3番手GKミランテ、不運絡んだ失点悔いる 「防ぐことができるシュートだったから残念」

ミランテ[写真:Getty Images]

ミランの元イタリア代表GKアントニオ・ミランテが久々に先発出場したユベントス戦を振り返った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。

22日、セリエA第9節のホーム・ユベントス戦に臨んだミラン。この試合では、正GKマイク・メニャンが出場停止、2番手GKマルコ・スポルティエッロがケガにより欠場という状況だったため、3番手GKのミランテがローマ在籍時の2021年5月以来となる先発出場を果たした。

試合はドイツ代表DFマリック・チャウの一発退場により前半の内にミランが数的不利となる展開に。後半にはイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリにミドルシュートを決められ、0-1の敗戦を喫している。

勝ち点こそ得られなかったものの、終盤にファインセーブを見せユベントスに追加点を許さなかったミランテは、試合後イタリア『スカイ・スポーツ』でコメント。この40歳のベテランは10人となってからも粘ったチームの奮闘ぶりを称えている。

「僕たちはうまく試合に臨むことができたし、試合をコントロールし、主導権も握ることができていたからとても悔しい。退場はその後の展開に影響を与えたが、10人になってもあれだけ戦っていたチームの姿勢を見て、あと10年はプレーしたいと思った」

「長い目で見ると、疲れも出て失点してしまったが、10人でプレーしていればそれは普通のことだ。チームに責めるべき点はないと思う」

ロカテッリに決められたゴールにも言及。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチに当たってシュートコースが変わった不運を嘆きつつ、25日のチャンピオンズリーグ(CL)、パリ・サンジェルマン(PSG)戦に繋がるという前向きな見解も示した。

「ほんの数秒で決断を下すのは容易ではない。簡単なシュートだったが、残念ながらあの瞬間にラデに動くよう頼むのは難しかった。防ぐことができるシュートだったから残念だ」

「後ろから見ていてチームの調子が良いのがわかったし、重要なチャンスを作ることもできていたから残念だ。この経験は、タフになると予想される次の試合に希望を与えてくれる」

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