10月22日、セリエA第9節のローマ vs モンツァがスタディオ・オリンピコで行われた。試合はホームのローマが数的有利を生かし、90分に生まれたステファン・エル・シャーラウィの劇的ゴールにより勝利を収めた。
しかし、勝利チームであるジョゼ・モウリーニョ監督は、エル・シャーラウィの劇的ゴールの直後に相手ベンチへ“泣く仕草”をしたとされ退場処分を受けた。
これを受け、モウリーニョ監督は次のように不満をあらわにした。
「なぜレッドカードをもらったのか分からない。ベンチに向かってジェスチャーをしただけで、一言も何も言わなかった。モンツァのベンチは主審に多大なプレッシャーをかけていた。彼らはそのような態度を取るべきではなかった」
しかし一方でモウリーニョ監督は、10人でプレーしたモンツァに称賛の言葉を送っている。
「彼ら(モンツァ)は試合に負けるに値しなかった。私のチームは常に困難に直面し、多くのミスを犯し、苦しんだ。技術レベルは低いが、感情が高揚する試合だった」
次節、ローマはアウェーでインテルと対戦する。モウリーニョ監督は今回の退場処分により、首位を走る古巣との対戦でベンチ入りすることができなくなってしまった。