子ども守る町の人に「ありがとう」 児童が感謝込め安全ポスター 緊急時駆けこむ「110番の家」描く

地域安全や犯罪防止を呼びかけるポスターを描いた小学生ら(向日市上植野町・向日町署)

 安全安心なまちづくりを目指す全国地域安全運動(11~20日)のために小学生が描いたポスターの優秀作品表彰式が、京都府向日市の京都府警向日町署で行われた。児童5人が表彰状を受け、子どもを見守る地域住民やボランティアへの感謝を語った。

 同運動ポスター公募には全国から1274点が集まり、府防犯協会連合会は府内の応募者のうち計5作品を表彰。向日町署の田村博之署長が同連合会からの表彰状を手渡した。

 5人は最優秀賞の長岡第九小5年(11)と、優秀賞の同小5年(10)、同小5年(11)、長岡第五小5年(10)、佳作の同小4年(9)。

 犯罪被害に遭ったり遭いそうになったりした場合に助けを求める「子ども110番の家」や、住民の笑顔、付きまといする人物などが描かれている。最優秀賞の児童は「子ども110番の家や通学路での見守りなど、優しさを感じる。ありがとう、と感謝を伝えたい」と話した。

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