東証続落、3万1千円割れ 長期金利上昇を警戒、売り優勢

東京証券取引所

 週明け23日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が3営業日続落した。終値は前週末比259円81銭安の3万0999円55銭で、節目の3万1000円をわずかに割った。長期金利の上昇を警戒した売り注文が優勢だった。

 東証株価指数(TOPIX)は16.84ポイント安の2238.81。出来高は約11億6400万株。

 米国の長期金利が高水準で推移しているのを嫌気し、朝方から半導体関連株を中心に下げた。さらに日本の長期金利が上昇し、アジア株も軟調に推移すると平均株価は下げ幅を広げた。

 ただ、このところの下落で値ごろ感の出た銘柄には買い注文も入った。

© 一般社団法人共同通信社