東証大幅反落、終値611円安 米金融引き締め長期化を懸念

東京証券取引所

 19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比611円63銭安の3万1430円62銭。前日の米長期金利の上昇を背景に、国内の長期金利が一時、約10年3カ月ぶりの水準まで上昇したことが重荷となり、半導体関連など電機株を中心に売り注文が広がった。

 東証株価指数(TOPIX)は31.18ポイント安の2264.16。出来高は約12億3400万株。

 前日の米株式相場は経済の堅調さを示す経済指標の結果などを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが続くとの警戒感から下落した。

 19日の東京株式市場にもこの流れが波及し、幅広い銘柄が値下がりした。

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