シーズン終盤戦へ突入 サンフレッチェ広島 上位進出へ 負けられない一戦 7位・C大阪と激闘 大迫敬介&加藤陸次樹が奮闘

明治安田生命J1リーグ第30節。サンフレッチェ広島は、ホームに7位・セレッソ大阪を迎えました。試合は、最後まで拮抗した激闘となりました。

エディオンスタジアムでのホームゲームは残り2試合。この日は、2万人を超えるサポーターが駆け付けました。

サンフレッチェは、7月にセレッソから加入した 加藤陸次樹 と、コンディション不良のマルコス・ジュニオールに代わり 満田誠 を前線で起用してセレッソを迎え撃ちます。

最初に決定機を作ったのはセレッソ。前半20分、クロスボールにフリーで待っていたカピシャーバがヘディングシュート。しかし、日本代表の守護神・大迫敬介 がビッグセーブでチームを救います。

サンフレッチェの反撃は、敵陣でボールを奪った 塩谷司 からショートカウンター。フリーで受けた満田がシュートを放ちますが、キーパーの正面。再度、ゴールを狙いますが、ネットを揺らすことはできず、スコアレスで前半を折り返します。

エンドが変わって後半。勢いに乗るセレッソ攻撃陣に再三、ゴールに迫られますが、大迫の活躍もあり、なんとか耐えしのぐサンフレッチェ。我慢の展開が続きます。

古巣相手に闘志を燃やす加藤が、ここから攻撃陣をけん引します。後半20分、ゴール前でボールを受けると巧みなフェイントでディフェンダーをかわしてミドルシュート。さらに試合終了間際には 中野就斗 のクロスに合わせてオーバーヘッド。勝利への執念を見せますが、最後までゴールを奪うことができず…。駆け付けた大勢のサポーターに勝利を届けることはできませんでした。

© 株式会社中国放送