REGENTの共同設立者兼最高経営責任者（CEO）であるビリー・タルハイマー氏は、次のようにコメントしている。
タルハイマー氏：REGENTはデュアルユース企業であり、争いの絶えない海上環境において我が国の軍人を支援するシーグライダーを製造する第一歩として、米海兵隊とこの取り組みを開始できることに興奮しています。 インド太平洋におけるアイランドホッピング能力のニーズの高まりに対応する技術を迅速に実用化することは、REGENTにとって最も重要なことです。この脅威は存続に関わるものですが、私たちの車両が人命を救ったり、紛争を完全に抑止する役割を果たしたりする可能性があるという事実に、私たちは意欲を燃やしています。
シーグライダーはハイドロフォイリング翼地効果船であり、海上領域でのみ作動する。シーグライダーは、高速、低コスト、低シグネチャー、滑走路に依存しない沿岸での機動性という米国防総省内で認識されているギャップに対応し、兵員や貨物の輸送、遠征前進基地作戦、通信を含むさまざまな任務を果たすという。
REGENTのViceroyシーグライダーは、12人の乗客または3500ポンドのペイロードを運ぶことができ、1回の充電で最大180マイル移動できる。
海兵隊の第37代司令官を務め、現在はREGENTの国防諮問委員会の委員を務めるロバート・ネラー退役大将は、以下のようにコメントしている。
ネラー氏：沿岸では移動しなければならず、署名管理が重要です。REGENTシーグライダーは、物流、指揮統制、ISRを含む複数の能力を沿岸に分散させる能力を提供します。REGENTシーグライダーの能力は成功を生み出すでしょう。
プログラムの目標は、シーグライダーの船体、フォイル、翼搭載の各操作モードにおける能力を検証し、リスク軽減と機体レベルの認証要件に情報を提供し、機動作戦や輸送作戦を含む軍事作戦における機体の可能性を理解することである。このプログラムは、米国政府主催の大規模演習において、実物大のプロトタイプを実際に技術実証することで最高潮に達する。
