交付開始「カープナンバー」求めてファン集結 広島

広島市などで23日から交付が始まったカープデザインのナンバープレート。受け取りに訪れるカープ愛あふれるファンたちの姿がありました。

川村 凌記者「カープのご当地ナンバープレートを求める人々が続々とやってきています。こちらには交換をする人の姿もあります」

集まった人が取り付けているのは交付が始まった広島版のナンバープレートです。去年行った市の住民アンケートで一番人気だったデザインが採用され、広島市を含む15市町で交付されます。

23日は事前申し込みをした394人がナンバープレートを受け取りました。

「大ファンだったんでうれしい」「カープを応援するのと一緒に交通安全にも気を付ける意識が高まる」

カープのナンバープレートは5年前に福山市が導入していて8市町でおよそ2万枚の申し込みを受けています。

広島ナンバーの交付によって県全体でのカープのナンバープレートの普及が始まります。

広島版と福山版を比べてみると福山ナンバーはピッチャー、広島ナンバーにはバッターのカープ坊やが描かれています。

人気の番号は新井監督の背番号の25やカープのレジェンド黒田博樹さんの背番号の15ということですが…

「衣笠さんが好きなので3を希望したんですけど」

カープ愛のあふれるこだわりのナンバープレートを受け取り車に設置すると…

「5年間の積年の願いが叶って、が出るくらいうれしくてですね。用はないんですけど市内を走って楽しみたい」

広島ゲートパークで行われた交付記念セレモニーではカープのマスコット「スライリー」も登場。出席した松井市長らと記念写真を撮る一幕も。

松井市長「(このナンバープレートが)末永く親しまれるとともに”走る広告塔”として全国各地を走行して広島地域の魅力を広く発信していく」

広島ナンバーの申し込みは23日午前10時の時点で2255件。今後も申し込みは受け付けていて4万枚を目標にするということです。

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