食べているときに口に異物感…給食のビビンバにプラスチック片 児童1人がけが 混入経路わからず 静岡市内の小学校

10月23日、静岡市の小学校で提供された給食の中に、プラスチック片が混入していたことがわかりました。混入経路はわかっていません。

プラスチック片が混入していたのは、10月23日午後、静岡市立清水浜田小学校で提供された給食のビビンバです。

1年生の児童が、給食を食べている時に口に異物感を感じ、手で取り出してみたところ、透明な破片が発見されました。児童は破片を発見し、口から取り出した際、指を少し切り、ばんそうこうで処置したということです。ほかの児童の給食への混入はなく、健康被害も確認されていませんが、市は引き続き、健康観察を続けていくとしています。

この学校は単独調理校のため、給食は学校内の給食室で調理していて、静岡市が給食室と教室で、混入の状況を調査したところ、異物の原因となるものは確認できなかったということです。また、納入業者も、混入したプラスチックを使用した調理器具などの使用がないため、混入経路はわかっていません。

学校では、10月23日と24日、給食室の調理器具の点検や清掃などを行いながら調査を続け、校内や教室内でもプラスチック製品の割れなどがないかどうか、確認を行うとしています。また、24日は給食提供の予定がないため、25日以降は安全を確認した上で、細心の注意を払いながら給食提供を行う予定です。

© 静岡放送株式会社