ケガで離脱続く32歳デ・ブライネ、シティは契約延長オファー見送る可能性も?

年内の戦列復帰は厳しいとも言われるデ・ブライネ[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティにはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(32)を引き留めないという選択肢もあるようだ。

世界最高峰のチャンスメーカーとして知られ、今シーズンからは欧州王者シティのキャプテンを任されるデ・ブライネ。自らゴールを奪うこともできるが、針の穴を通すかのような美しいパスとクロスで味方のゴールをアシストする様はまさに圧巻だ。

それはシティ通算358試合の出場で96ゴール153アシストという数字にも表れているわけだが、昨季の最終戦となったチャンピオンズリーグ(CL)決勝・インテル戦でハムストリングを痛め、前半のうちに負傷交代。今季はプレミアリーグ第1節のバーンリー戦で23分にまたも負傷交代し、インテル戦のケガの再発であることが明らかにされ、復帰時期は来年1月と予想されている。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、デ・ブライネは2025年6月までとなっている契約の延長に関するシティとの協議は始まっておらず、「急ぐ理由はなく、これから12カ月以内に行われる可能性が高い」とのことだ。

シティとデ・ブライネ、双方ともに契約延長の意向はあるようだが、現在抱えるケガによる離脱が想定よりも長引くようなら、最悪の場合、シティからの契約延長オファーが見送られる可能性もあるとみられている。

40万ポンド(約7200万円)という高額な週給を受け取っているとされるデ・ブライネは契約延長を焦っていないようだが、現在はチーム練習にも復帰できていない状況。まずはケガを治してもらい、美しいプレーの数々をまた見せて欲しいところだ。

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