京都の「木」で自由に楽しく工作、小学生の作品をずらりと展示

自然の素材を用いた個性豊かな作品(京丹波町曽根・府立丹波自然運動公園)

 京都府南丹市と京丹波町の小中学生が夏休みに作った木工作品を出品する「京都府内産材もくもくコンクール」の展示会が、同町曽根の府立丹波自然運動公園で開かれている。木の枝やわらなど、自然の材料を用いた個性豊かな作品が並ぶ。

 木工を通じて森林や府内産木材を身近に感じてもらおうと、南丹・京丹波林業振興展実行委員会が主催。今年は19校から117点の応募があり、計12点が入賞作に選ばれた。

 会場には、わらを割り箸に固定して形作ったかやぶき屋根の家や、松ぼっくりでうろこのような表皮を再現したセンザンコウなどがあり、来場者を楽しませている。29日まで。

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