まつり交流特区(どぶろく特区)に認定されている村山市の農家レストラン「こだま工房」(小玉雄一代表)で23日、今年のどぶろくの仕込みが始まった。
2004年から醸造を続けており、作業は今回で20回目。酒米は小玉代表が所有する水田で自ら育てた県産酒造好適米「雪女神」。精米歩合を45%まで磨き、約1カ月かけて“大吟醸どぶろく”に仕上げる。
この日は酒母が入ったタンクに蒸して冷ました雪女神70キロと、地元葉山の伏流水「いたや清水」を入れ、かいを使ってかき混ぜた。初回は約450リットル分をつくる。
小玉代表は「今年の雪女神は質量ともにかなり出来が良かった。こくのある香り豊かな味を目指したい」と話していた。11月22日に試飲会を開く予定。