10月21日から23日にかけて、プレミアリーグ第9節の10試合が行われた。
クラブとの契約延長を発表した三笘薫を擁するブライトンは、マンチェスター・シティとのアウェーゲームに臨んだ。開始7分、フリアン・アルバレスのゴールで先制したマンチェスター・シティは、19分にはアーリン・ハーランドが追加点。ブライトンも後半に盛り返し、73分に三笘のドリブル突破からアンス・ファティがこぼれ球を押し込んで1点を返したが、あと1点が届かず。前半にダニー・ウェルベック、後半にソリー・マーチとケガ人が続出したことも痛かった。
チェルシー vs アーセナルの「ビッグロンドン・ダービー」は15分、コール・パーマーのPKでチェルシーが先制すると、後半開始早々にはミハイロ・ムドリクのクロス性のボールがそのままゴールに吸い込まれ追加点。アーセナルは終盤に猛反撃を見せ、77分に相手GKのパスミスを拾ったデクラン・ライスが1点を返すと、84分にはブカヨ・サカのクロスに飛び込んだレアンドロ・トロサールが押し込み同点に。2-2の痛み分けに終わった。アーセナルの冨安健洋は後半開始時から登場し、対面のラヒーム・スターリングを封じ込める役割を担った。
リヴァプールはホームでエヴァートンとの「マージーサイド・ダービー」。37分にエヴァートンのアシュリー・ヤングがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場になると、後半はリヴァプールのペースに。相手のハンドで得たPKをモハメド・サラーが決めて75分に先制すると、試合終了間際にはカウンターからサラーが2点目を奪い完封勝利を収めた。遠藤航はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
シェフィールド・ユナイテッドとのアウェーゲームに挑んだマンチェスター・ユナイテッドは28分、前節の試合で2ゴールを挙げてヒーローになったスコット・マクトミネイが先制点を奪取。34分にPKで追いつかれたものの、77分にディエゴ・ダロトがロングレンジのコントロールショットを沈めて勝ち越しに成功。10月21日に亡くなったクラブOBのサー・ボビー・チャールトン氏に勝利を捧げた。
ニューカッスルは開始4分のジェイコブ・マーフィーのゴールを皮切りに4ゴールを奪い、クリスタルパレスに完封勝利。トッテナムは好調のソン・フンミンとジェームズ・マディションが1ゴールずつを挙げて2-0でフラムに勝利。無敗を維持し、首位の座をキープしている。
ウルブスはいまだ未勝利のボーンマスに先制を許したものの、後半開始直後に追いつくと、相手に退場者が出たこともあって徐々に押し込み、終盤に勝ち越しゴールを奪い2-1で勝利。ブレントフォードは3-0でバーンリーに快勝した。
ルートン・タウンをホームに迎えたノッティンガム・フォレストはクリス・ウッズの2ゴールで優位に立ったが、終盤に2点を失い2-2の引き分けに終わった。アストンヴィラはドウグラス・ルイスが2ゴールを奪うなどの活躍を見せ、ウェストハムに4-1で勝利している。
◉プレミアリーグ 第9節 結果
リヴァプール 2-0 エヴァートン(ハイライト動画)
ボーンマス 1-2 ウルブス(ハイライト動画)
ブレントフォード 3-0 バーンリー(ハイライト動画)
マンチェスター・シティ 2-1 ブライトン(ハイライト動画)
ニューカッスル 4-0 クリスタルパレス(ハイライト動画)
ノッティンガム・フォレスト 2-2 ルートン・タウン(ハイライト動画)
チェルシー 2-2 アーセナル(ハイライト動画)
シェフィールド・ユナイテッド 1-2 マンチェスター・ユナイテッド(ハイライト動画)
アストンヴィラ 4-1 ウェストハム(ハイライト動画)
トッテナム 2-0 フラム(ハイライト動画)