長大生らが「くじら食堂」 食事やゲームで盛り上がる 子どもの新たな居場所に 毎月開催

地域の子どもや保護者とカレーライスを食べる学生ら=長崎市、インマヌエル長崎キリスト教会

 長崎市千歳町のインマヌエル長崎キリスト教会で21日、長崎大生らによる子ども食堂「くじら食堂」が開かれ、ボランティアの学生約20人と地域の子どもたちが一緒に食事を食べ、ゲームをするなどして楽しんだ。
 地域に子どもの居場所を作ろうと同大の医療系学生らで組織する「らしくじら」(岩下凜代表)が今年2月に始めて9回目。21日は食事の提供に加え、ハロウィーンに合わせたお菓子探しに子どもたちが大盛り上がり。ほかに、絵本の読み聞かせやお絵描きなども毎月実施している。
 市立西浦上小3年の久保莉音さん(9)は友達と初めて来て「お菓子をたくさん見つけられた」と笑顔。ボランティアの同大2年、岡田咲さん(20)は「すごく子どもが好きだから毎月会えるのが楽しみ」と話した。
 毎月第3土曜の午前11時半~午後2時開催。手作りカレーを振る舞う。中学生以下は無料、高校生以上200円。未就学児は保護者の同伴が必要。問い合わせはメール(rashikujira@gmail.com)。

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