ブリトニー・スピアーズ「...ベイビー・ワン・モア・タイム」25周年をマックス・マーティンが祝福「ポップ・ミュージックの風景を変えた」

ブリトニー・スピアーズが初の回顧録『The Woman in Me』を現地時間2023年10月24日にリリースするが、その前日の10月23日に彼女のブレイク曲「...ベイビー・ワン・モア・タイム」が大きな節目を迎えた。25歳になったこの楽曲について、プロデューサーのマックス・マーティンがインスタグラムで祝福した。

彼女のデビュー当時からの一連の画像を投稿したマーティンは、「1998年10月23日、@britneyspearsはデビュー・シングル“…ベイビー・ワン・モア・タイム”を米国でリリースした。このポップ・クラシックは発売されたすべての国で1位となり、ブリトニーの国際的なポップ・アイコンとしてのキャリアをスタートさせた」と添えた。

続けて彼は、「ちょうど25年経った今、この名曲について多くのことが語られている。この曲をレコーディングしていたかもしれないアーティスト、物議を醸した歌詞、象徴的なミュージック・ビデオ、記録的なセールス、どれだけポップ・ミュージックの風景を変え、新しい時代を定義したか、などなど。だから今回、僕は“…ベイビー・ワン・モア・タイム”をありのままに祝福したかった。純粋な芸術作品であり、3分30秒に及ぶ至福のサウンドであるそれを」と書いている。

この楽曲が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2週連続1位を獲得したことからもわかるように、「“ベイビー”は、ポップ・ミュージック好きであろうとなかろうと、無視できない曲のひとつだ」とスウェーデンのレコード・プロデューサーは付け加え、まるで初めてこの曲を聴いたかのように、8部構成のレビューをコメント欄で展開した。この長文で彼は、この曲の悲しい基調を絶賛し、0:27のブリトニーのヴォーカル(“Go oh oh-oOoOh”)のようなちょっとした瞬間に喜びを感じ、“一度聴いただけでは悲しい歌詞に思えても、とても楽しいことがすぐそこにあることを思い出させてくれる"と述べている。当時駆け出しだったブリトニーの“cooing(甘い歌声)”について、マーティンは彼女の抑揚を“ピュア・ポップ・ヘブン"と呼んでいる。

「...ベイビー・ワン・モア・タイム」は、マーティンが述べたように、ブリトニーのポップ・スターとしてのキャリアを一挙にスタートさせた。同名のシングルの成功もあり、アルバム『...ベイビー・ワン・モア・タイム』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で6週間1位を獲得し、約2年間(103週)チャート入りし続けた。

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