トッテナムのポステコグルー監督が後半の45分間を「今季最悪」と酷評 フラムに快勝も妥協は許さず

写真:チームはフラムを相手に2-0の快勝を収めたが……

快勝にもかかわらず、トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は後半45分間のパフォーマンスを今季最悪と評した。

トッテナムは第9節のフラムとの試合を2-0で快勝し首位をキープしたが、ポステコグルー監督は「ボールポゼッションを無駄にしてしまった」と選手たちのプレーを非難した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

ポステコグルー監督は試合後、『BBCスポーツ』で以下のように語った。

「難しい相手に対して、明らかにいい結果を得られた。我々は忍耐強くプレーしたし、プレッシングは力強いものだった。後半は本当にボールを無駄に譲りすぎた。ポジティブな点は、仕事振りは相変わらず素晴らしかったことだ」
「後半はずっとやってきたことから少し遠ざかってしまった。ボールを持っている場面で自由が利かず、それが原因で相手に勢いを与えてしまった。2得点ともプレッシングから生まれたものだった。ボールを持っていない場面での仕事は素晴らしかった。その点はずっと一流の仕事振りだったし、それが結果につながったんだ」

そして『スカイ・スポーツ』のインタビューではこう語っている。

「後半は我々にとってあまり良くなかった。プレスは相変わらず素晴らしかったが、ボールを持っている場面で本当に、本当に無駄が多かった。試合前に『今季は本当に安定している』と言ったと思うが、後半45分間のボール保持に関して言えば、今季最悪だっただろう」

今季のプレミアリーグでトップ4入り、そして優勝を目指すためには、一切の妥協は許されない。ポステコグルー監督のそんな気概が伝わってくる言葉だと言える。

© 株式会社SPOTV JAPAN