李長官、8つの行動に全面的に参加

李家超・行政長官は10月19日、北京で記者会見し、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの成果を総括した。20日付香港各紙によると、李長官はフォーラム期間中に香港・マカオ政策を主管する丁薛祥・副首相と会談し、香港の現状について話したことを明らかにした。また香港は「一帯一路」の共同建設に向けて習近平・国家主席が提案した8つの行動に全面的に参加し、資金調達やさまざまな専門分野で貢献すると表明。国家的ランドマークプロジェクトである「一帯一路」共同建設の推進でも、小さな民生プロジェクトの推進でも、香港の国際金融および専門サービスは投融資、保険、建設、設計、会計、法務、コンサルティングなどを含めて積極的に参加し貢献できると述べた。

李長官はフォーラム期間中、中東諸国を含め過去1年間に訪問した多くの政財界の指導者に会い、香港の最新動向について紹介したと指摘。全員が「一帯一路」構想において香港が積極的な役割を果たしていることに同意を示したという。 李長官は「今回は政府高官や香港の各界の指導者で構成される70人の香港チームが香港の物語を伝えるために団結した」と述べ、メンバーの努力と貢献に感謝を表した。期間中、香港が関与する3件のプロジェクト契約に調印。プロジェクトは医療技術、イノベーション科学技術、投資協力の分野をカバーし、その額は約4億5000万米ドル(約35億香港ドル)に及ぶ。

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