制服を自由に選べる制度を 教員が県教委に申し入れ

性別に関係なく、制服を自由に選ぶことができる制度を広島県内すべての学校に導入するよう中学校の教員らが県教委に署名を提出しました。署名を提出したのは、広島市の中学校の教員ら4人で、2023年2月からオンラインで集めた1万5000人を超える署名を提出しました。教員らは「全ての子どもに服装を選ぶ権利を保障してほしい」として、県内全ての学校に制服の自由選択制の導入を求めています。

■活動を始めた 鬼頭暁史さん

「自分に合わない服をずっと着続けるのはとても大きなストレスになると思いますので選べるということが子どもたちが救われる部分があると思います」

県教委によると、県立高校の全日制では、2023年9月末時点で、およそ9割の学校が、制服の自由選択制が導入しているということです。

【2023年10月24日 放送】

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