【パリ共同】2024年パリ五輪・パラリンピック組織委員会のエスタンゲ会長は24日、セーヌ川で行う五輪開会式についてテロの懸念を考慮して代替案を検討すべきだとの声が上がっていることについて「これまで通りの計画を実現する」と述べ、検討は不要との認識を示した。
フランスメディアは22日、1996年アトランタ、00年シドニー両五輪の柔道男子金メダリストでフランスの元スポーツ相のダビド・ドイエ氏が「(開会式)前日にテロリスクの警戒信号が赤になった際の代替案が必要」と指摘したと報じた。これに対し、エスタンゲ氏は「安全を保証するという国の警備を信じている」と強気に語った。