ウクライナ、パリ・パラ参加意向 ロシア排除の努力継続と委員会長

取材に応じるウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長=23日、キーウ(共同)

 【キーウ共同】ウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長は23日「(来年の)パリ・パラリンピックに参加したいと思っている」と表明した。自国の参加を実現するために、ロシアとベラルーシの選手を大会から排除する努力を続けると強調した。共同通信などの取材に答えた。

 国際パラリンピック委員会(IPC)は9月下旬に、国歌や国旗を使用しない個人資格での「中立」選手としてロシアとベラルーシ勢の参加を容認した。スシケビッチ氏は「殺人と暴力を支持する人の参加を認めるべきではない」とIPCの姿勢を批判した。

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