【ミャンマー】印仏、ミャンマー産アボカドを輸入へ[農水]

インドとフランスがミャンマー産のアボカドの輸入を申し出ており、地元の輸出業者は必要量の調達に向けて動いている。独立系メディアのミッジマが23日伝えた。

インドはハス種1,000トン、フランスはアマラ種8トンをそれぞれ購入する計画だ。ミャンマー・アボカド生産者・輸出業者協会(MAVO)は、外国人バイヤーの需要を満たすよう努力していると説明しつつも、インドが求める1,000トンを調達するのは難しいとの見方を示した。

輸出品質を満たすアボカドの収穫は11月上旬に始まる。今年は昨年より降雨量が多く、生産量も多いという。

ミャンマーでは2018年に米国から品種が導入されて以降、北東部のシャン州南部や北中部マンダレー管区のピンウールウィン(メイミョー)でアボカドが栽培されている。新型コロナウイルス禍前にはタイ、インド、中国、香港への輸出実績があり、今年9月にはバーレーンの企業リヤラがアボカドとアボカドエキスの購入を申し出ている。

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