久保がバー直撃のシュート、ソシエダがベンフィカを3連敗に追い込む【CL】

[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダは24日、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でベンフィカとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。ソシエダのFW久保建英は76分までプレーしている。

前節ザルツブルクに快勝して20季ぶりのCL勝利としたソシエダ(勝ち点4)は、久保が[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

連敗スタートのベンフィカに対し、ポゼッションを譲る入りとしたソシエダは12分にムサにネットを揺らされるも、ラストパスを出したラファ・シウバにオフサイドがあり、VARの末にノーゴールとなった。

ひやりとしたソシエダが徐々にポゼッションで上回る中、29分にはブライス・メンデスがメリーノのフィードにヘッドで合わせてネットを揺らすも、こちらもオフサイドで先制ゴールとはならず。

1分後には久保がドリブルシュートで牽制したソシエダがハーフタイムにかけても押し込んだ中、追加タイムにはバレネチェアがボックス左からコントロールシュートを狙うもわずかに枠を捉えきれず、ゴールレスで試合を折り返した。

互いに枠内シュート0で前半を終えて迎えた後半、ソシエダがボールを握ると52分に久保が起点となってスビメンディがオンターゲットのシュートを放つ。

さらに60分、久保がドリブルでするすると持ち上がってオタメンディをかわし、ボックス右からシュートを浴びせて牽制すると、63分に押し切る。バレネチェアがボックス左で縦に仕掛けてクロス。ゴール前に詰めていたブライス・メンデスが合わせた。

続く67分には追加点のチャンス。右サイドの久保がカットインシュートを狙うと、バーに直撃した。

76分に久保がピッチを後にした中、終盤にかけては守勢となったものの1-0で逃げ切り。ベンフィカを3連敗に追い込み、首位キープに成功している。

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