高校生が死亡…自転車で横断中、左折車に巻き込まれる 信号機ある交差点 運転手を逮捕「行く先を見ていて、気付かなかった」 車の左側から真っ直ぐ走行していた18歳

高校生死亡 国道16号で車と衝突

 24日午後0時55分ごろ、埼玉県川越市富士見町の国道16号で自転車に乗っていたふじみ野市鶴ケ岡1丁目の男子高校生(18)が中型貨物自動車(パッカー車)と衝突し、搬送先の病院で死亡が確認された。

 川越署は自動車運転死傷処罰法(過失運転致傷)の疑いで、車を運転していたさいたま市北区東大成町2丁目の運送業の男(65)を現行犯逮捕した。

 同署によると、現場は、信号機のある十字路交差点で男が川島町方面からさいたま市方面に左折進行中、左方から道路を直進で横断する自転車に衝突した。高校生はヘルメットは着用していなかった。

 男は「左折進行先を見ていて自転車に気付かなかった」と供述しているという。

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