Rソックスの新リーダー 球団OBのブレスローが最有力候補に浮上

チーフ・ベースボール・オフィサーのハイム・ブルームを解任し、フロントオフィスの新たなリーダーを探しているレッドソックス。地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアー記者によると、球団OBで現在はカブスのGM補佐を務めているクレイグ・ブレスローが最有力候補に浮上しているようだ。スパイアー記者は、レッドソックスがすでにブレスローに対してオファーを済ませていることを報じている。

現在43歳のブレスローはイェール大学出身の秀才で、メジャーでは2005年から2017年まで7球団で合計12シーズンにわたってプレー。通算576試合に登板して23勝30敗8セーブ、76ホールド、防御率3.45をマークした。レッドソックスには2006年と2012~15年に在籍。2013年には61試合で5勝2敗、13ホールド、防御率1.81というキャリアハイの成績を残した。

引退後は、当時セオ・エプスタイン編成本部長が率いていたカブスのフロントオフィスに加入。2020年11月からGM補佐を務め、主に投手部門を担当してきた。ちなみに、ブレスローはイェール大学で分子生物物理学と生化学の学位を取得している。現在のレッドソックスは投手力が課題となっており、ブレスローがフロントオフィスの新たなリーダーとなった場合、まずは投手陣の立て直しに着手することになるだろう。

ジョン・ダニエルズ(レンジャーズ元編成本部長)、ジェームス・クリック(アストロズ元GM)、キム・アング(マーリンズ元GM)など複数の候補者に面接を断られるなど、人選が難航していたレッドソックスの新リーダー探し。GM補佐のエディ・ロメロJr.の内部昇格のほか、サッド・レバイン(ツインズGM)、ニール・ハンティントン(パイレーツ元GM)、ゲーブ・キャプラー(ジャイアンツ元監督)らの名前が候補に挙がっていたが、ブレスローの就任で決着することになるのだろうか。

【追記】スパイアー記者は、ブレスローがレッドソックスからのオファーを受諾したことを報じている。ブレスローのレッドソックスでの肩書きは現時点では不明。

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