リヴァプールの新キャプテンに就任したファン・ダイクが導入 試合前の“新たな習慣”とは?

写真:新主将が新たに導入したルーティンは……

今シーズン、リヴァプールの新キャプテンに就任したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、試合前に導入したチームの新たなルーティンについて紹介している。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

リヴァプールでは今夏、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンがサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・エティファクに電撃移籍。副キャプテンだったジェームズ・ミルナーもブライトンに移籍したため、ファン・ダイクが新キャプテンに就任し、トレント・アレクサンダー=アーノルドが副キャプテン、アンドリュー・ロバートソン、アリソン、モハメド・サラーがリーダーグループに名を連ねることとなった。

新キャプテンのファン・ダイクが導入したのは、キックオフ前に自陣中央で組む円陣だ。ファン・ダイク自身がセルティックに所属していた頃に行われていたものを取り入れたそうで、ファン・ダイクいわく「キックオフ前の雰囲気を整えるのに役立つ」という。

「これは僕がセルティックでプレーしていた時にやっていたことだ。それが試合の雰囲気を整えてくれるし、僕らが戦う準備ができていることを観客に示す合図にもなるものなので、僕はいつもそれが好きだったんだ」

「キックオフが間近に迫っていると示すことで、雰囲気を盛り上げる効果も期待できる。だから、これによってファンの人たちの期待感が高まり、大きな声を出して僕の声がチームメートに届きにくくなったとしても、特に文句は言わないよ」

また、ファン・ダイクはキャプテンの重責についても言及している。

「このクラブには何年にもわたって素晴らしいキャプテンがいる。そのリストに僕が入ることは、このクラブに来たばかりの頃には全く予想していなかった。僕にとって重要なのは、僕がリーダーグループの一員であるということだ。リーダーたちは、誰がキャプテンマークを巻いても、自分なりの責任の取り方を示すだろう」

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