鏡選手に「県スポーツ功労賞」 レスリング世界選手権女子76キロ級で初V 「希望や活力与えてくれた」

鏡優翔選手

 福田富一(ふくだとみかず)知事は24日の定例記者会見で、9月のレスリング世界選手権女子76キロ級で初優勝した鏡優翔(かがみゆうか)選手(22)=宇都宮市出身、東洋大=に対し、知事特別表彰の「県スポーツ功労賞」を授与すると発表した。鏡選手の受賞は初めて。

 鏡選手はセルビア・ベオグラードで行われた世界選手権に出場し、女子の最重量級に当たる76キロ級決勝でキルギス代表を破り頂点に立った。

 日本代表が女子最重量級を制するのは、2003年大会で当時72キロ級の浜口京子(はまぐちきょうこ)選手以来20年ぶりとなった。福田知事は「県民に希望や活力を与えてくれた」とたたえた。

 表彰式の日程は調整中。これまでのスポーツ功労賞の受賞者は個人38人、4団体。

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