決勝弾のマグワイア「この6、12カ月における自分の行動は本当に誇らしく満足」

マグワイアが批判続きの日々を経て、ユナイテッドに今季CLで1勝目をもたらす決勝弾。[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが歓喜した。

24日のチャンピオンズリーグ(CL)グループA第3節でコペンハーゲンをホームに迎え撃ったユナイテッド。よもやの2連敗スタートとあって、勝ち点1で3位のコペンハーゲンに敗れるようだと、より苦境を強いられるが、1-0で今大会1勝目を掴んだ。

この試合のハイライトは後半アディショナルタイムのアンドレ・オナナがPKを止めたシーンだが、マグワイアも0-0の72分に右CKの流れから右サイドのクリスティアン・エリクセンが送り返したクロスを頭で押し込み、決勝ゴールをマークした。

今季のここまで波に乗り切れないチーム状況のなか、個人としても批判の的になる2人の活躍で勝利した一戦に。その1人であるマグワイアは試合後、『TNT Sports』でこう振り返った。

「信じられないような終わり方だった。僕らはもう少し冷静になって、追加点を獲らないとね。カウンターアタックが何度もあったけど、後半は相手にチャンスを許さなかった」

「前半は本当に酷いものだった。完璧ではないにせよ、大きな勝利だ。あの男(オナナ)は踏ん張り、大きなセーブをしてくれたよ」

また、ファンからのチャントに「素晴らしいことだ」と感慨深げ。この日を迎えるまでの日々を振り返りながら、さらなる活躍を誓っている。

「試合に出ていないと、それが取り上げられるけど、この6、12カ月における自分の行動は本当に誇らしく思うし、満足している。今はチャンスが与えられているし、チームの助けになり、クラブをあるべき姿に戻したい」

そして、先日に他界したクラブのレジェンドOBであるサー・ボビー・チャールトン氏について「見事なセーブもあって、サー・ボビーと彼の親族に捧げる勝利だ」と述べている。

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