TBSが社内調査を開始 ジャニーズ性加害問題で

 旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を巡り、TBSの佐々木卓社長は25日の定例記者会見で、同事務所との関わりなどについて、親会社のTBSホールディングスと合同で、社内調査を開始したと明らかにした。

 番組制作や報道、営業など、全社的に調査の対象とし、外部の弁護士も加わる。佐々木氏は「中立的な第三者の目を入れ、上場企業としてのガバナンスや人権尊重を推進する」と述べた。

 TBS側のコンプライアンス担当役員が20日、同事務所から社名変更した「SMILE―UP.(スマイルアップ)」を訪問し、被害者への補償や救済の進捗状況を確認したという。

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