京都・清水寺での催しに絡み協賛金横領、一般社団法人の代表理事を容疑で逮捕

京都の清水寺

 映像祭の協賛金を横領したとして、京都府警東山署は25日、業務上横領の疑いで、千葉県、一般社団法人の代表理事の男(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は、清水寺(京都市東山区)で2021年3月に開催されたイベント「日本国際観光映像祭」に絡み、20年11月30日、企業が出資した協賛金40万円を横領した疑い。「横領した気持ちはありません」と容疑を否認しているという。

 東山署によると、代表理事の男は映像祭で会計管理業務を担当。協賛金は計550万円がいったん法人名義の口座に振り込まれた後、うち40万円が親族名義の口座に移されていた。実行委員会がイベント終了後に事業費を精査する中で発覚したという。同署は残りの約500万円も横領した疑いがあるとみて調べている。

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