リヴァプール「アカデミー出身のベストイレブン」

イングランド・プレミアリーグの名門クラブとして長年君臨し続けているリヴァプール。歴史と伝統を持つ由緒あるチームだ。

今回は『Givemesports』から「リヴァプールのアカデミーが輩出した選手のベストイレブン」をご紹介する。

GK:クィービーン・ケレハー

リヴァプールのアカデミーはGKを育成することには長けていない。10代でマージーサイドへとやってきた彼は2019-20シーズンにトップチームへ上がり、アリソンに次ぐセカンドキーパーとしてプレーしている。

右SB:トレント・アレクサンダー=アーノルド

2016年に10代でデビューし、それからずっと右サイドバックとして重要な存在になっているアレクサンダー=アーノルド。2004年からアカデミーで育った生え抜きだ。

CB:ジェイミー・キャラガー

エヴァートンのファンだったというキャラガー少年は1980年代にリヴァプールの下部組織に加入し、それからワン・クラブ・マンとして700試合以上に出場した。

CB:トミー・スミス

1960年代から70年代にかけての偉大なリヴァプールにおいて欠かせない存在だったレジェンド。ビル・シャンクリー監督の信頼を受けた真面目かつ頑健なリーダー「アンフィールドの鉄人」である。

左SB:スティーヴン・ウォーノック

左サイドバックも決して層が厚くはないポジションだ。リヴァプール郊外のオームスカークという街で育った地元っ子であり、アカデミーから2002年にトップチームへ昇格。決してスターではなかったが、しばらく貴重な役割をこなした。

MF:スティーブン・ジェラード

リヴァプールのアカデミーで9年間を過ごし、そして1998年にトップチームへ昇格。それから数々の成功に大きく影響力を発揮し、チャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献した伝説のキャプテンだ。

MF:イアン・キャラハン

リヴァプールのアカデミーの歴史上最も素晴らしい選手だったと言える。1960年にビル・シャンクリー監督から18歳でデビューのチャンスを与えられ、それからクラブで857試合に出場した。

MF:スティーヴ・マクマナマン

後にレアル・マドリーでも活躍するマクマナマン。1990年にケニー・ダルグリッシュ監督からチャンスを与えられてから9年間に渡ってプレーし、リヴァプールで363試合に出場した。

MF:ラヒーム・スターリング

一時はヨーロッパで最高のウインガーであったラヒーム・スターリング。その舞台はマンチェスター・シティであったが、元々はリヴァプールのアカデミーで育成された天才アタッカーだった。

FW:ロビー・ファウラー

キャラガーと同じくエヴァートンのファンだったが、9歳でリヴァプールのアカデミーへ。そこで9年間を過ごして1993年にトップチームへ昇格した。それから360試合以上に出場して180ゴールを記録する活躍を見せ、「ゴッド」と崇拝された。

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FW:マイケル・オーウェン

ファウラーを追い出すことになった快速ストライカー「ワンダーボーイ」。1996年にトップデビューを果たし、それから圧倒的なスピードとシュートセンスでゴールを量産した。スタイル上ピークが若いうちに過ぎてしまったが、それでもリヴァプールでは300試合近くに出場して158ゴールを決めた。

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