米メタ、過去最高益 7~9月期、広告が回復

米カリフォルニア州のメタ本社の看板=2021年10月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)が25日発表した2023年7~9月期決算は純利益が前年同期の約2.6倍の115億8300万ドル(約1兆7千億円)となり、四半期ベースとしての過去最高を更新した。売上高も23%増の341億4600万ドルで過去最高。

 景気減速懸念が後退して企業の慎重姿勢が和らいだのを背景に、主力のインターネット広告が回復したのが業績を押し上げた。人員削減などのリストラ策を進め、コストが減少したことも増益要因となった。

 一方、力を入れている仮想現実(VR)などを手がけるリアリティーラボ部門は赤字幅が拡大し、投資負担が響いた。

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