B1長崎ヴェルカ逃げ切る 島根に77-73

【長崎ヴェルカ―島根】第3クオーター5分、ヴェルカの馬場がシュートを放つ=県立総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第4節は25日、長崎市の県立総合体育館などで12試合が行われ、西地区3位の長崎ヴェルカは同4位の島根に77-73で競り勝った。通算6勝1敗。B1昇格後、初の平日開催のホーム戦で観戦チケットは完売。4082人が来場し、ホーム最多記録を更新した。
 ヴェルカは初スタメンの馬場が立ち上がりから3点シュートを連続で決めて波に乗り、第1クオーターを23-11で好発進した。第2クオーターは6分に31-30と追い上げられた後、馬場が4本連続でフリースローを成功。9分に再び1点差に迫られたが、馬場とボンズが連続得点し、前半を42-36で折り返した。

【長崎ヴェルカ―島根】第3クオーター9分、ヴェルカのブラントリーがシュートを決めて61点目=県立総合体育館

 第3クオーターは狩俣が3点シュートやパス、パーキンズがゴール下で存在感を発揮。64-52とリードを広げた。第4クオーターはブラントリーがスチールから豪快なダンクを決めるなど躍動したが、徐々に防戦へ。75-73の残り10秒からのマイボールを連係ミスで奪われた中、逆転を狙った相手の3点シュートが外れた。最後はフリースローで2点を追加した。
 西地区は名古屋Dと大阪が開幕から7連勝。中地区1位の川崎と対戦した昨季王者の琉球は2敗目を喫した。
 第5節は28、29日、各地で24試合を実施。ヴェルカは県立総合体育館で三河との2連戦に臨む。

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