完敗でグループ最下位のミラン…ピオリ監督「ニューカッスルが敗れたのが唯一ポジティブな結果」

CLで苦戦するミランのステファノ・ピオリ監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督がチャンピオンズリーグ(CL)での敗北に肩を落とした。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

25日、パリ・サンジェルマン(PSG)とのCLグループF第3節に臨んだミランは前半から守勢に回ると、失点を許して後半へ。ハーフタイムを挟んでもなかなか状況を好転させられず、2点を奪われ、0-3の完敗を喫した。

CLでの3試合を終えていまだ白星がなく、グループ最下位に沈むピオリ監督は思うような結果が出ていないのを嘆きつつも、まだ挽回の余地はあると力説している。

「序盤は自分たちの考えた通りの展開になり、うまくプレーできていたと思う。だが、少し注意力を欠いた時間があり、それは失点をするのに十分なものだった。その後は2失点目を避けるため、より組織力を高め、さらに注意を払う必要があっただろう」

「これは残念な結果だった。そしてもっと改善できる瞬間であり、頑張らないといけない瞬間でもある。これがCLのレベルなのだから、我々は技術的に最高の試合をしなければならない」

「より良いプレーができたはずであり、選手たちは怒っているはずだ。今日はお互い大きなプレッシャーがかかった試合で、ファーストプレーがあまりにも重要だった。改善やレベルアップの必要はあるが、我々は自分たちの選んだ道を進み続ける必要がある。これは正しい道なのだ」

「今日の内容でゴールを決められなかったのは信じ難い。そのチャンスはあっただろう。(ドルトムントに)首位のニューカッスルが敗れた結果は今夜唯一のポジティブな出来事だ。それは我々に希望を与えてくれる」

「我々はこの大会で良い成績を収めることができると思っている。そして、次の3試合に勝利するクオリティも持っているのだ。それを信じてほしい」

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