「夢一夜城」お目見え 29日に原城一揆まつり秋の陣 式典やイベント多彩

地元有志が築いた高さ約15メートルの「夢一夜城」=南島原市南有馬町

 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録5周年を記念し、「原城一揆まつり秋の陣」(実行委主催)が29日、長崎県南島原市南有馬町の南有馬総合運動公園体育館や島原・天草一揆(島原の乱)の主戦場で、同遺産の構成資産の一つ原城跡周辺で開催される。
 まつりを前に、原城二ノ丸跡に地元有志が築いた高さ約15メートルの「夢一夜城」もお目見え。当日は、一揆の犠牲者を悼む式典の他、総大将・天草四郎をイメージしたコスプレや創作ダンス、地元小学生のソーラン節など多彩なステージイベントを開催する。
 島原城(島原市)で来場者のおもてなしをしている「島原城七万石武将隊」メンバーのゲスト出演や、原城跡周辺を巡るウオークラリー(受け付け終了)もある。実行委(電090.9589.2583)。

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