絢爛豪華、池一面のダリア 松江の日本庭園「由志園」

日本庭園「由志園」の池に敷き詰められたダリアの花=19日、松江市

 ボタンで有名な松江市の日本庭園「由志園」で、約5千平方メートルの池一面に、ダリアの花が敷き詰められている。11月5日までの期間限定で、入れ替えを含め10万輪以上が浮かべられる。赤や黄、桃色などの大輪が絢爛豪華に庭園を彩る。同園営業企画部の大谷俊樹さん(37)は「和名が天竺牡丹のダリアは園のイメージとぴったり」と話す。

 日本有数のダリア産地で、松江市と姉妹都市の兵庫県宝塚市で摘まれた花を取り寄せ、職員が手作業で浮かべた。美しさを保つため、毎日の開館前に花を入れ替えている。入園料は一般1400円、小中高生700円。

 園は鳥取県と島根県にまたがる湖、中海に浮かぶ大根島にある。

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