話題の北大クラファン「小児がん患者に治療を」北大付属病院"クラウドファンディング"で支援募る

脳の中に腫瘍ができる小児がんの一種「グリオーマ」。

北海道大学病院では、その中でも特殊な遺伝子異常を持つ患者の治療を国内で唯一行っており、全国から4人が治療に訪れています。

海外では国が承認した効果的な薬がありますが、日本では未承認。

使用するためには患者に年間で100万円を超える多額の費用がかかり、治療を受けたくても受けられない子どもがいます

北大病院 がん遺伝子診断部の木下一郎教授は、「薬剤の承認はかなりのハードルがあり、特に日本では難しい。本当に残念な思い」と話します。

北大病院では、そんな子どもたちのためにクラウドファンディングで資金を募っています

木下さんは、「1つは患者が負担している費用の軽減、もう1つは患者が地元で治療を受けられるように施設を増やす」と話します。

目標額は2550万円で、10月13日の時点で約1200万円が集まっています。

クラウドファンディングは10月末までです。

*みんテレ10月13日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。)

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