違法賭博のトナーリ、10ヶ月の出場停止処分に EURO2024にも間に合わず

ニューカッスル・ユナイテッドに所属しているイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、違法賭博を行ったとして10ヶ月の出場停止処分を言い渡された。

『Sky』によれば、今回イタリアサッカー連盟のガブリエーレ・グラヴィナ氏が取材に対してその事実を明かしたという。

サンドロ・トナーリはイタリアにおいて禁止されているプラットフォームを使ってギャンブルを行っていたほか、自身が所属していたミランの試合の結果にもお金を賭けていたことを告白した。

すでにサンドロ・トナーリと連邦検察との間では司法取引が成立しており、トナーリには出場停止処分が10ヶ月、そして8ヶ月のギャンブル中毒治療が義務付けられるとのこと。

したがって、サンドロ・トナーリはイタリアが出場権を獲得したとしても来年夏のEURO2024ではプレーすることができない。

先日から大きな問題となっているイタリアでの違法賭博問題。

最初に発覚したのはユヴェントスのMFニコロー・ファジョーリで、彼は先日賭博違反によって7ヶ月の出場停止処分を受けている。

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さらにアストン・ヴィラでプレーしているニコロー・ザニオーロもそのイタリア検察の捜査を受けているとされ、おそらく彼にも後に出場停止処分が言い渡されるものと考えられている。

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