負傷者続出でクラシコ臨むバルセロナ、主力2選手に痛み止め打っての強行起用の可能性?

レヴァンドフスキとデ・ヨングの2選手に強行起用の可能性?[写真:Getty Images]

負傷者続出の中で今シーズン最初のエル・クラシコを迎えるバルセロナは、主力の復帰に向けて懸命に取り組んでいるようだ。

ラ・リーガ連覇に加え、チャンピオンズリーグ(CL)での巻き返しを図るバルセロナ。ここまではCLグループステージ3連勝と共に、首位のレアル・マドリーと1ポイント差の3位と上々の滑り出しを見せる。

ただ、MFペドリ、DFセルジ・ロベルト、DFジュール・クンデらを始め、多くの負傷者を抱えており、ここ数試合では多くのカンテラーノの起用を余儀なくされる。

そういったなか、クラシコまで2日前の26日トレーニングでは9月末から離脱しているFWハフィーニャが一部のチームトレーニングに復帰。クラシコでの戦列復帰に向けて順調な調整を進めている。

その一方で、同じくチームトレーニングへの復帰が期待されたFWロベルト・レヴァンドフスキとMFフレンキー・デ・ヨングの2選手に関しては個人トレーニングにとどまり、復帰に黄色信号が灯る。

ただ、スペイン『アス』によると、バルセロナはレヴァンドフスキとデ・ヨングの2選手に関して強行起用の可能性を考慮しており、27日のトレーニングに先立って鎮痛剤の注射を打ち、フィットネスを試す予定だという。

そして、この前日トレーニングで問題が起きなければ、前者に関しては先発起用を、後者に関してはベンチ入りを計画しているとのことだ。

チャビ・エルナンデス監督はこれまで負傷者の復帰に慎重な姿勢を示してきたが、ホーム開催の大一番に向けてリスクを冒す起用を選択するのか…。

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