高速バスでわいせつ行為、寝る20代女性に…隣席の県庁職員を逮捕 明け方の恐怖 気付いた女性が被害を訴え、運転手が通報 「触った」と認めた職員、なぜか不起訴に

石川県庁職員、不起訴に 東松山市内を走る高速バスで痴漢疑い

 高速バスの中で女性の体を触ったとして、逮捕された石川県庁職員の男性(62)について、さいたま地検熊谷支部は25日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 男性は今年9月16日午前4時35分ごろ、長野市から東松山市を走行するバスの車内で隣席で仮眠していた20代女性の体を触るなどしたとして同日、埼玉県警東松山署に不同意わいせつの疑いで逮捕されていた。

■女性が被害訴え、バス運転手が通報(以下、初報記事)

 東松山署は9月16日、不同意わいせつの疑いで、石川県庁職員の男(62)を逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前4時35分ごろ、長野市から東松山市内を走行中の高速バスの車内で、隣席で仮眠中の20代女性の体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。

 同署によると、女性の訴えを聞いたバス運転手が110番した。男は「身体を触ったのは間違いない」と容疑を認めている。

© 株式会社埼玉新聞社