カワチ薬品24年3月期 業績予想を上方修正 水道光熱費、計画下回る 9月中間は増収増益

カワチ薬品

 ドラッグストアチェーンのカワチ薬品(小山市卒島(そしま)、河内伸二(かわちしんじ)社長)は26日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正した。今年4月公表の予想と比べ、経常利益は14.3%増の80億円、純利益が14.3%増の48億円とした。売上高は前回予想と同じ2865億円を見込む。

 店舗の節電対策で電力使用量を抑え、加えて電気料金の基本単価の引き下げなどで水道光熱費が計画を下回った。3月に稼働した野木町の物流センターで作業効率化に取り組み、人件費の抑制に努めたことも利益を押し上げる見通し。

 同日発表した9月中間連結決算は、売上高が前年同期比2.4%増の1459億3400万円、経常利益が7.6%増の49億1700万円、純利益が8.4%増の30億4700万円だった。

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