京都・萬福寺で伝統に触れる文化祭、俳優・窪塚洋介の朗読も

中国の高僧・隠元禅師が開いた京都の黄檗山「萬福寺」(京都府宇治市)で、日本の伝統文化に触れるイベント『黄檗売茶流 文化祭2023』が11月11日に開催される。

11月11日に開催される『黄檗売茶流 文化祭2023』の会場「萬福寺」(京都府宇治市)

開幕は同寺の茶礼から発展した茶道を受け継ぐ、黄檗売茶流・通仙庵孝典家元による献茶式。午後からは平安時代から続き、烏帽子に狩衣姿で食材に触れることなくおめでたい形に盛り上げる食の儀式・式庖丁が、日本包丁道清和四條流・清本健盛家元によりおこなわれる。

さらに、本堂では俳優・窪塚洋介による朗読に、日本の伝統音楽をギターで表現する「邦楽2.0」主宰・渥美幸裕さんの演奏。そして日本のレゲエ史上初のオリコンチャート1位を記録したミュージシャン・DOZAN11(旧芸名・三木道三)の歌唱が共鳴するという。

そのほか、屋根付きの回廊で開かれ何度でも参加することができる「お茶会」(全12席)なども登場。チケット料金は1万円(助六寿司付き)。会場は黄檗山「萬福寺」で、11月11日・朝10時〜夕方4時。また「萬福寺」では、12月10日まで『黄檗ランタンフェスティバル』が開催されている。

萬福寺

日時:2023年11月11日(土)・10:00〜16:00
会場:萬福寺(京都府宇治市五ケ庄三番割34)
料金:10,000円(助六寿司付き)

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