ひろゆき氏「給付金をマイナカード経由で公金受取口座に支払う」案を提言「謎のキャンペーンより効果的」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が27日、X(旧ツイッター)を更新。政府が検討する7万円給付案などを背景に、「給付金をマイナンバーカード経由で公金受取口座にだけ支払う」案を提言した。

ひろゆき氏は「マイナンバーカードと公金受取口座登録を増やしたいのであれば、『給付金をマイナンバーカード経由で公金受取口座にだけ支払います』ってのをやればいいと思う」と提案し、「謎のマイナンバーカード普及キャンペーンにお金使うよりはよっぽど効果的だし、本来の使い方だと思う」との見解をつづった。

同氏はこの投稿に関連して、「働いてる人は、払う税金を4万円だけ減らしてあげる。 働いてない人は、働いてる人が払った税金を7万円あげる。働いたら負け!」という25日付のXへの投稿を再掲。低所得や高齢の非課税世帯への7万円給付案も、実現すればその際に実践すべき一例として示唆した。

ひろゆき氏の提案に対し、フォロワーからは「メリットはありそうですね」「一石二鳥でしかない」「マイナンバーカード作りたくない勢が最も恐れていることでもありますねといった意見が続いた。

マイナンバーと公金受取口座をひも付けすることに関しては、誤って他人の口座が登録されるなどトラブルが相次いでいる。今年6月時点で本人ではなく家族らの名義の口座を登録したとみられる事例が約13万件、全くの他人の口座が誤登録された可能性が高い事案が約750件確認されていると報じられていた。

(よろず~ニュース編集部)

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