インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、MLSの2023シーズンの年間最優秀新人賞の最終候補にノミネートされた。MLSの公式サイトで発表されている。
メッシは昨シーズン限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了を迎え、今年7月にインテル・マイアミに移籍した。MLSとリーガMX(メキシコ1部リーグ)の全チームが参加したリーグスカップで7試合10ゴールの好成績を残してチームにタイトルをもたらすなど、公式戦通算14試合11ゴールという成績を残してシーズンを終えていた。この成績が評価され、年間最優秀新人賞の候補に挙げられた
現在36歳のメッシに「新人賞」となると違和感を覚える部分もあるが、MSLはこの賞における「新人」の定義を「他国のリーグでプロとしての経験を持ち、2023年にMLSでデビューした選手」としており、メッシはこの条件に当てはまる。
なお、メッシ以外にノミネートされたのは、今年2月にセルティックからアタランタ・ユナイテッドに移籍したギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28歳)と、昨年6月にヘルタ・ベルリンからセントルイス・シティのセカンドチームに移籍し、今シーズンにトップチームデビューを飾ったドイツ人MFエドゥアルト・レーヴェンの2人となっている。
また、MLSには他に最優秀ヤングプレーヤー賞もあり、こちらの「ヤングプレーヤー」は「シーズン中の年齢が22歳以下の若手選手」と定義している。
バロンドールを始め、これまでに数々の個人タイトルを獲得してきたメッシ。2023年のバロンドール受賞も確実視されているが、MLSでも新たな個人タイトルを獲得することになるのか。受賞者は現在行われているプレーオフの期間中に発表される予定となっている。