リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、同クラブで記録した欧州大会(UEFAチャンピオンズリーグ〔CL〕、UEFAヨーロッパリーグ〔EL〕)での通算ゴール数を『43』に伸ばした。
現地時間10月26日に行われたELグループステージ第3節のトゥールーズ戦でベンチスタートとなったサラーは、70分にピッチへと登場した。すると、アディショナルタイムの90+3分にはチームの5点目をマーク。途中出場ながら、5-1と大勝を収めたチームに貢献した。
プレミアリーグ公式サイトやデータサイト『Opta』が伝えたところによると、今回のゴールにより、サラーの欧州大会での通算ゴール数は『43』に到達。これまでトップだった元フランス代表FWティエリ・アンリ氏(アーセナル在籍時)の『42』ゴールを抜き去り、イングランドのクラブに在籍する選手として欧州大会で奪った通算得点数の最多記録保持者となった。
2017年からリヴァプールでプレーしているサラーは、ここまで公式戦通算317試合に出場し195ゴールをマークしている。欧州大会における通算得点数でトップに立ったなかで、次なる“記録破り”の可能性が残されているのは、リヴァプールでの通算得点数。1位は元ウェールズ代表FWイアン・ラッシュ氏(336ゴール)、2位は元イングランド代表FWロジャー・ハント氏(261ゴール)となっており、195ゴールのサラーは3位に入っている。ただ、ラッシュ氏とは『141』ゴール差、ハント氏とも『66』ゴール差と、“記録破り”を目指すにはなかなか高いハードルとなりそうだ。