秋季関東高校野球・作新の準決勝を展望 小川哲、強力常総学院打線封じられるか

帝京三との準々決勝で好投した作新のエース小川哲=県営

 第76回秋季関東地区高校野球大会第5日は28日、県営球場で準決勝2試合が行われる。本県1位の作新学院は7年ぶりの決勝進出を懸け、午前10時からの第1試合で常総学院(茨城1位)と対戦する。

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 作新学院は初戦の準々決勝で帝京三(山梨2位)に7-2と快勝した。エース小川哲平(おがわてっぺい)は140キロ台の速球を武器に7回を3安打無失点と好投。2番手・石毛虹晴(いしげこうせい)は2回2失点だった。打線は好機を生かし、効率良く得点を重ねた。1年生の6番・小川亜怜(おがわあれん)が3安打3打点と気を吐いた。

 一方の常総学院は1回戦、準々決勝の2試合で計35安打19得点と打線が爆発。2試合で5安打6打点の4番・武田勇哉(たけだゆうや)を中心に切れ目がない。

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