相次ぐ“ツキノワグマ”による被害。岐阜県内では27日、対策会議が開かれました。
27日に、岐阜県庁で開かれた会議には県や警察の担当者ら16人が出席し、今年度、クマの出没情報が25日までに524件あり、さらに人身被害が6件と例年よりも多いことが報告されました。
会議に出席した岐阜大学の淺野玄准教授は「岐阜はどの山にもクマがいる。遭遇を避けるのが最も効果的な対策だ」と指摘しました。
これを受け県の担当者は、注意喚起の看板を設置するなど、クマと遭遇しないための対策を説明しました。
岐阜県は今後、淺野准教授らと共にクマが出没する地域の緊急点検を行う予定です。