アフリカの「子ども兵士」の実情を描いた絵本の作者が、広島市の松井市長を訪ねて作品を贈りました。
松井市長を訪ねたのは、絵本の作者のTBS記者・加古紗都子 さんで、市長に作品を手渡しました。
絵本のタイトルは「少女兵士ピチャ」。加古さんが東アフリカのウガンダで現地取材し、8歳の時、拉致されて、子ども兵士として戦地に立たされた女性アチャン・ピチャさんの実話を、子どもにも分かりやすい内容と文体で描いています。
広島市 松井一実 市長
「広島の子どもたちは、こういったことが起こっていることも想像できない世界だと思う。こういった現実が地球上で、もっと悲惨な事態もあるかもわからない。現実を知った上で、自分の存在を再確認し続けてほしい」
絵本は、RCCが広島市教委を通じて、市立の小学校と特別支援学校に贈りました。