日本代表DF菅原由勢が23歳でAZのクラブ記録更新! 右サイドのレギュラーとして在籍5年目で早くも達成

23歳にしてAZのクラブ記録を更新した菅原由勢[写真:Getty Images]

AZの日本代表DF菅原由勢(23)が偉大な記録を残すこととなった。
【写真】AZの記録に名を残した菅原由勢

名古屋グランパスのアカデミー育ちの菅原。世代別の日本代表としても活躍すると、東京オリンピック世代としてもプレー。ただ、東京オリンピックに出場は叶わなかった。

2019年7月にAZへとレンタル移籍。2020年7月に完全移籍を果たした。

AZでは右サイドバックや右ウイングなど右サイドのスペシャリストとして主軸として活躍。ここまで公式戦172試合に出場し10ゴール25アシストを記録している。

その菅原は26日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のアストン・ビラ戦にも先発フル出場。今シーズンのECLは予選4試合を含めて、7試合全てに出場したが、このアストン・ビラ戦で偉大な記録を作った。

AZは「新たな記録保持者」として菅原の写真をSNSにアップ。アストン・ビラ戦が予選を含めたヨーロッパの大会で47試合に出場。これはAZにおけるヨーロッパの大会での出場数記録を塗り替えることとなった。

これまではギリシャ代表DFパンテリス・ハツィディアコス(26)が持つ46試合。今シーズンからカリアリへと完全移籍したセンターバックだった。

菅原は23歳でこの記録を達成。この先も記録を伸ばすことは間違いないが、どこまでAZで歴史を作っていくのか注目だ。

なお、チャンピオンズリーグ(CL)予選で2試合、ヨーロッパリーグ(EL)予選で6試合、ELで10試合、ECL予選で6試合、ECLで23試合に出場していた。2022-23シーズンはECLでベスト4に進出し、全12試合に出場していた。

© 株式会社シーソーゲーム